「なぜ勝てたのか分からない」「最近負けが続いている気がする」
そんな方にこそおすすめなのがトレード日記です。
トレードを記録することで、自分の判断を振り返り、勝ちやすいパターンを可視化できます。
この記事では、実際に使える日記テンプレートから、継続するコツ、勝ちパターンの見つけ方まで、丁寧に解説します。
1. なぜトレード日記が重要なのか?
- 感情や判断の「見える化」により、冷静な振り返りが可能になる
- 「なんとなく勝った/負けた」を防げる
- トレードの再現性が高まる
トレードは振り返りがすべて。
記憶ではなく記録に残すことで、学びは何倍にも深まります。
2. トレード日記に書くべき5項目(テンプレ付き)
毎回の記録を以下の5つの項目で統一すると、パターン分析がしやすくなります。
- エントリー理由:テクニカル・環境認識の根拠
- エグジット理由:利確/損切の判断基準
- 心理状態:迷い、不安、自信の度合いなど
- 結果:勝敗・獲得pips・チャート画像など
- 気づき・学び:良かった点や反省点、再現性の有無
記入例:
・通貨ペア:GBP/JPY ・時間足:15分足 ・エントリー根拠:20EMAと一目雲の上抜け ・エグジット:高値付近のレジスタンス到達 ・心理:不安はあったがシグナルは明確 ・結果:+24.8pips 勝ち ・学び:EMA×雲は優位性あり。朝の時間帯も良好
3. 勝ちパターンの見つけ方
日記が10件、20件と蓄積されてくると、共通の特徴が見えてきます。
- 時間帯:特定の時間(例:15時〜17時)が好調
- テクニカルの組み合わせ:RCIとMACDの同時シグナルなど
- 相場環境:トレンド相場×押し目買い
これらの傾向をタグ付けしておくと、分析や振り返りが効率的になります。
ExcelやNotion、AIツールを活用した可視化もおすすめです。
4. 日記を習慣化するコツ
- テンプレート化:毎回同じフォーマットで記録
- 記入タイミングを固定:トレード直後に書く癖をつける
- 完璧を求めない:1トレード3分でもOK。継続重視
トレード日記は“自己評価”ではなく、“未来の自分へのアドバイス”。
疲れていても書ける「仕組み化」が続ける秘訣です。
5. よくある失敗と改善のヒント
- 反省だけで終わってしまう:次の改善につなげる分析が大切
- 感情の記録が抜けている:判断の再現性を高めるために重要
- 細かく書きすぎて続かない:シンプルに必要最低限でOK
大切なのは「継続すること」。
完璧を求めすぎず、続けられるルールを自分で作りましょう。
6. まとめ:トレード日記で“勝ちパターン”を育てよう
トレード日記は、単なる記録ではなく、あなた自身のトレード戦略を育てる教科書です。
- 日々の小さな気づきが、将来の武器になる
- 習慣化すれば、自分に合ったトレードスタイルが見えてくる
まずは「今日のトレードを1つ記録する」ところから始めてみましょう。
継続することで、精度あるトレード判断が身についていきます。
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