MACDとは?

MACDは移動平均線を応用したテクニカルです。
通常使っている単純移動平均線(SMA)ではなく指数平滑移動平均線(EMA)の短期線と中期線の平均値を使って分析をします。
また、MACDとともに表示されるシグナルはMACDの単純移動平均線です。MACDとシグナルの位置関係と0%ラインの上下の位置が大切です。
MACDを使っての売買シグナル

MACDでの基本的な売買シグナルは
MACDがゼロより下で、シグナルを下から上へ突き抜けた時は買い
MACDがゼロより上で、シグナルを上から下に突き抜けた時は売り
また、MACDはゼロ付近はレジスタンスにもサポートにもなり、プラス園で強気相場、マイナス園で弱気相場となります。
MACDとシグナルがゼロより上か下かも重要!
2本線ともゼロから上に向かえば上昇トレンド、下なら下降トレンド。
MACDとシグナルのかい離にも注目しておくとより安全です。MACDはシグナルに近づいていく法則があるので、かい離が大きくなったら利益確定をしましょう!
MACD計算式
n日間の指数平滑移動平均=Y+α(X-Y)
X=当日終値
Y=前日の指数平滑移動平均
α=2÷(n+1)…αのことを平滑化定数といいます。
*第一日目の平均値は単純平均値を使用します。
MACDの5原則
MACDがシグナルを上抜けたら買い
- MACDがシグナルを下抜けたら売り
- MACDとシグナルが0より上なら上昇トレンド、0より下なら下降トレンド
- MACDとシグナルがかい離して反転したら利益確定
- MACDとシグナルの位置とクロスを確認してトレードをする